代表挨拶

私は大学卒業後、生命保険会社に入社し、営業所長として各地で勤務した後、日本放送協会(NHK)に転職致しました。ざっくり申し上げると「保険のおばさん」から「受信料のおじさん」のマネジメント業務に転身したわけですが、そのどちらの方々にも共通したのが、不安定な雇用(委託)契約と不安定な給与(報酬)規程でした。こんな約束で労使の信頼関係や仕事へのモチベーションが確保出来るのだろうか？……と思った事が、私がヒトに関する労務問題に関心を持った最初のきっかけでした。案の定、職場や待遇に関する不満は多く、在任中は一貫して、メンバーの本来の力を発揮して頂く為の日々の人的マネジメントに腐心致しました。

現在は社労士業務の傍ら事業会社を経営しており、自らの事として、従業員の処遇や信頼関係の構築に努力しております。

企業にとっての経営資源は「ヒト」「モノ」「カネ」と言われますが、私は最初に来る「ヒト」が一番大切だと思っています。「ヒト」については、従業員との日常対応、労務トラブルの予防、労働環境整備など、やるべき事は山積なのですが、それらのマネジメントに注力する事で会社と従業員が一体となれれば、生産性の向上により更なる「モノ」「カネ」を生み出す可能性があるからです。この部分を経営者と同じ目線で一緒になって取り組んでいくのが社労士のミッションです。士業としてはまだ未熟者ですが、ヒトを大切にする組織作りを「こころ」を込めてお手伝いさせて頂きます。